永遠の快楽に堕ちたいあなたに囁く深淵
夢の中、もし暗い山道に立っていたら、すぐに引き返さなければならない。例え後ろに、広大な闇が広がっていようとも。その道の先に、巨大で美しい豪邸が建っていようとも。もしその館に入ってしまえば、抗うことはできない。すべての世界にあなたはいなかったことになる。見捨てられたその領域で、時の流れが狂ったその場所で、狂気に身を浸すことしかできなくなる――――
短編集です
短編
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