キャッチコピー
「この腐った世界で、私を殺してくれ」
「この腐った世界で、私を殺してくれ」
とある世界の街、ルフランには二つの顔があった。日が出ているうちは活気に満ち溢れた〝光明のルフラン〟、月が仄かに石畳を照らすうちは奴隷商売が行き交う〝晦明のリフレイン〟。
その街で白昼堂々強奪事件が巻き起こった。
犯人は街から離れた場所にある屋敷に身を寄せている〝終焉の者〟。男は昼間から売り出されていた奴隷――ノーチェのことを知っているようだった。
奴隷商人や終焉の者と敵対する〝教会〟を撒き、男はノーチェの身の回りの世話を始める。風呂に始まり、食事や部屋も与えた。
それを不審がったノーチェは男に何が目的だと問い掛ける。すると、男は恐ろしいほど静かな目でこう言った。
私を殺してくれ、と。
自己満足小説です。
……などなど。シリアスだったりおふざけだったり、思うままに書いております。好き嫌いがあるとは思いますので、暇な方が見てくれると喜びます。
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